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アームスは指先から動かしますか?
それとも背中からですか?
という質問を受けまし...

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アームスは指先から動かしますか?
それとも背中からですか?
という質問を受けました。

良く聞く言葉は
「背中から腕を動かして」
だと思うけれど、
私はよく子供達に
「指先から遠くへ」
って指示します。

背中からだろうが、
指先からだろうがどっちでもいいのよ。
(なんでかって説明はブログを読んでね)

ただ、ここでいう背中「から」というのは
背中「が」ではない事に注目してください。

肩を丸めたり
背中を丸めて1番を作り
肋骨を広げ、上半身を反らして2番に腕を広げる、
ってことではございません。

大きく踊ろうとしている人
プロで踊ってきた「経験」はあるが、指導法は学んでいない人達
に良く見る腕の(間違った)使い方です。

アカデミックでない腕の使い方なんて言われ方もしますが、
役&振付があった時に初めてポーデブラを
バレエの年代やキャラクターに合わせて使い分けるべきであって、

普通のレッスンからヒラヒラ、パタパタ
ドラマチックに腕を使っていたら
中濃ソースに塩をかけて、しょうゆをさすって感じ。

どういうことか分かる?
美味しくないし、体に悪い。

表現力というものをはき違えている人達に良く起こるのと、
コンクールばっかりで(=役を踊ることがバレエだと思っている)練習してきた人達に多いんだけど、
その腕の動かし方はクラシックの「基礎」ではないので
スクールオーディションなどでは嫌われますよ。

プロダンサーが特別レッスンをしてくれる時がありますが、
そういう場合指導法や指導カリキュラム(シラバス)を勉強していないことがあります。

悪い先生なわけではないけど、
その人の踊りやすさ
その人が舞台で美しく見える角度と、
子供達が必要な基礎
は違うので気を付けましょう。

DLSブログ「アームスは指先から?それとも背中から?」より。
https://www.dancerslifesupport.com/fingertips/



来月のボディコンサークルのグループ2では、
「背中から腕を使う感覚を身につけよう」というトピックでエクササイズしていきます。
15日からお申込みスタート。よかったらどうぞ💕


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